参加した模様をお伝えしたいと思います。
●イベント概要
日本マイクロソフト社が主催するパートナー企業向け年次カンファレンスとなります。
日本マイクロソフト社(以下、日本MS社)の会計年度(Fiscal Year)は、7月から始まります。
この時期に組織改変も行われるため、1年間の活動振り返りと新体制のお披露目、そして
今後一年間のビジョンやミッションを共有する場となっております。
グローバルでは一足先に「Microsoft Inspire」とよばれるパートナーカンファレンスが
実施されますが、そこで発表された最新情報をキャッチアップする事が出来ます。
また、このカンファレンスは無償イベントとなっており、パートナー企業だけでなく
パートナー制度に関心を持つ企業に向けたオープンなイベントとなっています。
無償イベントではありますが、カンファレンス終了後には懇親会も用意されていて
お酒を交わしながら参加企業間での交流を図れるようになってます。
●イベントの雰囲気
私の所属する会社もパートナー企業として活動していますので、このイベントには
毎回参加させて頂いてます。
会場となるプリンスパークタワーは、ここ数年、日本MS社の年次イベントは
この会場で開催されているようです。
このカンファレンス以外に有償の年次イベントにも積極的に参加させて頂く機会を
頂いており、ある程度勝手知ったる場所ではあります。
昼食ですが、参加者にはランチセッションという形でお茶とお弁当を無償で提供
頂けております。
会場はきれいな場所ではあるのですが、年々参加者も増えているようでちょっと
手狭な感じがしてしまいます。
※お断り:以降の記述に関しては記憶が曖昧な部分もあり、正確性に欠ける内容も
あるかもしれませんが、その点は予めご了承頂けたらと思います。
●キーノート(基調講演)
日本MS社でパートナービジネスをリードしている高橋美波さんのオープニングで幕を
開けました。
そして、本社でパートナービジネスのCVP(Cooperate Vice President)である
ガブリエラ・シュースターさんによるプレゼンです。
マイクロソフトの動向にお詳しい方であればご存知かもしれませんが冒頭で紹介した
グローバルのパートナーカンファレンス「Microsoft Inspire」の基調講演においても
登壇されていた方です。
Inspire における彼女の基調講演はライブストリーミングで拝見していましたが
今回実際にガブリエラさんの姿を間近に見ると、彼女の立ち居振る舞いといい
英語もほどよいスピードと丁寧な語り口調がとても聞きやすかったです。
上記のように日本に配慮したメッセージであったり、ホンダ、トヨタといった日本
メーカーの車を所有してきたという愛車遍歴のエピソードなども披露されていて、
親近感が持てて良かったです。
内容としては日本のイノベーションする力を非常に評価して頂いており、2020年の
オリンピックに向けて、ビジネス機会とワークスタイルに変革をもたらす事を強く
語っておられました。
続いて登壇したのは、平野拓也社長です。
冒頭にパートナーへの感謝の意を述べるとともに、Partner of the year Awardsの
発表がされておりました。
今年度のWinnerは「ジャパンビジネスシステムズ(JBS)」様でした。
JBSさんは、日本MS社と長年パートナーとして非常に固い絆で結ばれてるなと改めて
感じました。
色々と数字の発表がありましたが、こちらの記事にサマリーが記載されてますのでこちらも
併せてご確認頂ければと思います。
併せてご確認頂ければと思います。
その他、日本MS社とパートナーによる協業ソリューションの紹介がいくつか紹介されて
いましたが特に印象に残ったのは「Rinna Character Platform」でした。
いましたが特に印象に残ったのは「Rinna Character Platform」でした。
感情の部分も含めてソーシャルなAIチャットボットを目指す取り組みは素晴らしいと
思いました。
思いました。
ゲスト登壇者としては、
その後はゲスト登壇者が出演し、以下の事例が紹介されておりました。
※()内はパートナー様
・本田技研様 EveryGo (JBS様) https://everygo.honda.co.jp/
・J:COM様 (ドリーム・アーツ様)
https://www.dreamarts.co.jp/news/media-coverage/mc180502-2/
・日本航空様 (エルテス) SNS炎上予防保全のマネジメントサービス
・産官学連携 農業データプラットフォーム(ネクストスケープ、慶応義塾大学)
https://wagri.net/
キーノートの最後を締めくくるのは、エバンジェリスト西脇さんによるデモを交えた
プレゼンです。
アジェンダをTo-Doアプリにてサラッと紹介するところ始めるというスマートな演出!
このTo-Doに沿ってプレゼンが進んでいきます。
トピックとしては本邦初公開となるAI Cameraによるデモ。
ディープラーニングの部分はGoogle ニューラルネットワークを利用しているそうですが、実行環境はDockerとの事。もちろんDockerであればAzure上で問題なく利用可能に。
猫とラジコンを利用したHololensとMicrosoft Teamsのコラボレーション!
猫ちゃんがキーノートに出てくるなんてたぶん初めてなんじゃないかと(笑)
Whiteboard 機能で、PCとスマホでのリアルタイム同期の様子を披露。
セッションの後半は、Windows Server 2008/ SQL Server 2008 EOS(End of Support)に言及。
Azure 移行することによって3年間のサポート延長が可能となる点をアピール。
最後は、元号変更に関する日本MSのロードマップと備えなど2020年に向けた考慮事項で締めくくった内容となりました。
今回の投稿はキーノートのみとなりますが、次回は私が受講したブレイクアウトセッションの様子をお伝えしたいと思います。
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