今回は西川幹之佑さん著書について感想を綴りたいと思います。
タイトルに「発達障がい」というキーワードが含まれておりますが、この本は障がいを持つ人、持たない人、年齢、性別に関係なく手に取って頂きたい一冊と感じましたのでその魅力を少しでもお伝え出来たらと思います!
著者「西川幹之佑」さんとは
著者である西川さんは2002年生まれの大学生です。
幼少期に ADHD(注意欠如多動性障がい)、ASD(アスペルガー症候群)傾向、LD(学習障がい)と診断され、その影響から周囲の理解を得られず、小学校時代には自身の存在自体も否定するところまで精神的に追い込まれた状態だったそうです。
苦悩を抱えつつ小学校時代を経て、西川さんは中学校においてこれまでの人生を一変させる出会いが訪れます。
その運命的な出会いによって西川さんは人生に光を取り戻し、素晴らしい能力を開花させました。
そして今、西川さんと同じ障害で苦しんでいる方たちに向けて自分の体験を共有することで少しでも貢献したいという想いからこの本を出版されました。
私が西川さんを知ったきっかけ
私が西川さんを知るきっかけとなったのは、私が尊敬する澤円(さわまどか)さんが音声プラットフォームVoicy「深夜の福音ラジオ」チャンネルの放送(放送回はこちら)でした。
放送の中で澤さんが西川さんからこの著書を献本されたこと、西川さんとのエピソードがとても素敵なものでしたので、放送後すぐにネット検索で西川さんの本を見つけたのですが、そこには西川さんとともに写る人物がおりました。
その人物というのが、西川さんに人生に光を見出すきっかけをもたらした工藤勇一(くどうゆういち)さんです。
工藤勇一さんに関しては既にご存知の方も多いかもしれませんが、東京都千代田区立麹町中学校で校長に就任後、これまで当たり前と思ってきたことや既成概念に全く囚われない、常に子供たちの目線に立った学校教育改革に積極的に取り組んでこられた方です。
私も子を持つ親として工藤先生の考え方にとても共感しており、このブログでも工藤先生の著書「学校の当たり前をやめる」については当ブログで感想記事を綴っていますのでこちらも併せて見て頂ければと思います。
そしてその工藤先生が務められた麹町中学校の卒業生、教え子となるのが西川さんでした。
西川さん書籍の紹介文、既に投稿されていたレビューから引き寄せられるように購入ボタンを押しておりました。
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