2018年7月20日金曜日

ロッシェル・カップさん&著書「日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法」のご紹介

今回は、私に非常に大きなパラダイムシフトを与えた、ロッシェル・カップさんと
その著書「日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法」についてご紹介
したいと思います。

ロッシェルさんのご紹介

 まず、ロッシェルさんについて簡単ではありますがご紹介させて頂きます。
 (間違ってたらごめんなさい、、)

・異文化コミュニケーションのコンサルティング会社の経営者
 シリコンバレーを本拠地とする日本インテレクチュアルコンサルティング(JIC)の
 CEOをされています。

 グローバル企業に勤める日本社員への外国社員とのビジネスにおけるコミュニケー
 ションや逆に日本企業に勤める外国社員に対するコミュニケーション研修等を
 数多く手がけていらっしゃいます。

・日本の企業、文化をとても理解されている
 異文化、特に日本の芸術(浮世絵)に興味を持たれたそうです。

 そして日本に留学し日本の金融機関に勤めた経歴をお持ちです。

 現在より保守的だったでだろう日本社会、そして日本型企業経営の組織に身を
 置いて様々な体験をされてらっしゃいます。

●ロッシェルさんとの出会い

 私がロッシェルさんを知ったのは、Microsoft 開発者向けイベントde:code 2017
 ゲストスピーカーとして参加されていたのがきっかけでした。
 
 このイベントでは「日本企業の生産性を上げる8つの習慣」というテーマで講演されて
 おりました。

 日本企業が生産性を上げられておらず、グローバル企業に遅れをとっている現状を
 様々な統計データを元に見せつけられ、非常にショッキングでしたが、その反面、
 「このままではいけない」という危機感を感じながら拝聴していました。

 このイベント会場では今回取り上げた著書「日本企業がシリコンバレーのスピードを
 身につける方法」を購入しました。

 実はこの本をイベント会場で購入しようとしたところ、手元に現金がない事に気づき
 一旦会場を抜け出して近くのコンビニATMまで走って現金を下ろして会場に舞い戻り
 ようやく手に入れた本でした(笑)

 そんなコンビニまで走って手に入れたこの本からはとてつもなく多くの事を学ばせて
 頂きました。

 シリコンバレーが実践しているワークスタイル事例を学べたし、深い考察に触れ、
 私はあっという間にロッシェルさんのファンになってしまいました。

●著書「日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法」に関して

 シリコンバレー企業がどのようなマインドで生産性を向上させているかを理解出来る
 内容となっています。

イベント会場で先行発売されたときのカバー写真です。

 シリコンバレーウェイ(方法論)として以下のようなキーワードが散りばめられています。

 ・Survival of the Fittest (適者生存)
 ・Get Shit Doneとっととやる!
 ・Fail Fast(早く学ぶ
 ・Done is better than Perfect(完璧を目指すより、まず終わらせろ)
 ・Ask for forgiveness, not permission(許可を求めるな、謝罪しろ)
 ・Data based decisions(データによる意思決定)
 ・Make a Dent in the Universeインパクトを与えて、世界を変える
 ・Get out of the building!
 ・リーンスタートアップ
 ・OKR(Objective Key Result)
 ・ビジネスモデル・キャンバス
 ・カンバンボード
 ・サーヴァント・リーダーシップ
    
 上記は著書に出てくる一部に過ぎませんが、この本を読むことによってシリコンバレー
 の企業が失敗を恐れず、時間が有限であるという事を理解し、スピード感を持って
 結果を出し続けている事を理解出来ます。
 
 また、世界を変えようと真剣に取り組んでおり、これまでの常識を覆し新たな価値を
 創造する、まさに「make a difference」の世界観を感じ取る事が出来ます。

 そして、こうした取り組みはシリコンバレー企業に限った事ではなく、日本企業に
 おいても実現できるんだというマインドと大いなる勇気を与えてくれるものでした。

 こちらの書籍と合わせてロッシェルさんの考え方を学びたい方は、
 「働き方を変えて生産性を高める8つの習慣」オンラインコースを受講される事で
 より理解が深まると思います。

 私もこちらのコースを登録させて頂きましたが、マインドセットを変えるのに役立つ
 ツールや資料、書籍の紹介も含まれており、またオンデマンドで好きな時に自分の
 ペースで視聴できるのでとても便利です。

●まとめ

 書籍にとどまらず、新聞や雑誌、インターネットメディアで意欲的に発信されている
 姿を見て感じるのは、ロッシェルさんの「日本に対する愛」を強く感じます。

 日本の文化や社会が素晴らしいものだからこそ、日本の未来を幸せな社会になって
 ほしいというパッションをひしひしと感じます。

 私たちもそうした思い、パッションをしっかり受け止めて、日本の未来をハッピーに
 するため、世界をより良くするためのアクションをし続けていきたいと思います。